----------------------------------------------私の特等席









「おい」


「なぁに?」


「あのな、」


「うん、何?」



久しぶりの彼の家。
今日は京子ちゃんもいないからって、お邪魔したけど。
さっきから、何か言いたげな瞳を向けられている。




「ちょっと、どうしたの?」


、スカートでその格好はいかんぞ」


「へ?」


短いスカートにニーハイを履き、思い切り胡坐をかいている。


「目のやり場に困るッ」


そんな事を堂々と言われたのは、初めてで。
思わず噴出してしまう。



「何故笑う!」


「あははッ、真剣な顔してるから何事かと思えば」


「俺にとっては死活問題だッ」


「はいはい、ごめんね」



そう言って座り直す。
今度はちゃんと女の子らしく。





「文句は聞きません」


座ったのは彼の膝の上。
戸惑う顔が良く見える。


「私の特等席ね」


「うむッ」


そう言うとニカッと屈託のない笑顔で大きく頷く。
そんな彼が愛しくて、首に腕を回す。



「了平、ずーっと大好き」


「俺も、が好きだぞ!」


声高らかにして言うから、また噴出してしまった。



















メモ

どうしよう!最近了平が好きすぎる!


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