SMALL HAPPY



「ただいま」
「おかえりなさい」
「これ、にプレゼント」

そう言って彼が渡してくれたのは、一本のマリーゴールド。

「ありがとう、ダコスタさん。でもどうしたの?」
「どうしたのって、いや、深い意味はないんだけど・・・」

気恥ずかしそうに口ごもるダコスタさん。
小さく笑って、マリーゴールドを花瓶に挿す。

「へぇ、今日の晩御飯はハンバーグか」
「うん。ダコスタさんが帰ってくるからね」
「これ、俺の為?」
「そうだよ」

キッチンに入り、冷蔵庫からサラダを取り出す。
小さなガラスのお皿を二つ。
一緒に住むことになったあの日、二人で選んだお皿。

。その・・・ありがとう」
「どういたしまして」

照れながらも、その想いがすごく伝わってきた。
あのマリーゴールドも彼の優しさ。
中々二人で居られない、私への償い。

「「いただきます」」

二人で向かい合って、ご飯を食べる。

「やっぱり軍の食事より、の手料理の方がいいな」
「軍の方がいいって言ってたら、追い出してます」
「こりゃ、手厳しいな」

二人で他愛のない話をして。
そして、一緒に眠る。
私の小さな幸せ。




























メモ
連ザポータブルやって、彼にトキメキました。

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