乙女座の運命












「あ、あの・・・っ」
「ん?」
「じ、自分で出来ますから・・・離してください」











そう言って腕の中でもぞもぞと動く。
面白くない。
折角手に入れた、大切な存在。
この私を、ガンダムと同じぐらい熱くさせてくれる存在。





「グ、グラハムさん」




耳も頬も真っ赤にして恥らう君の姿はとても扇情的で。
むき出しの首筋にキスをおとす。
途端、大人しくなる君。




「ススス・・・ストップ!」


白いキャミソールの中から手を差し入れようとしたところで、腕を掴まれる。
伺うと赤い瞳に透明の雫。
からかいすぎたかと、手を引く。



「すまない、
「・・・・・・・・・・・・グラハムさんなんてキライです」
「私も嫌われたものだね」
「全然そう思ってないでしょう?」


溢れていた涙を君は掌で拭う。
すぐさま、その手をとり涙の残る部分にキスを送る。


「愛しているよ」
「・・・・・・・・・・・・グラハムさんが、好き。です」







だから、私より先にどっか行かないでくださいね。








そんな可愛らしい台詞を君から聞けるとは。
大きく頷くと、未だ火照る頬に小さくキスを送った。























メモ
グラハムっていうか・・・シャア?

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