「グラハム、今いいかな?」
「カタギリか。あぁ、大丈夫だが」
「格納庫でいいものが見れるよ」


そんな甘い言葉に誘われて、格納庫に足を向けると













----------------------------------フラッグドリーム


















「なんだ、これは」
「本当にフラッグが好きなんだね、彼女」

私が目にした光景。
それは、フラッグの手のひらで安らかに眠る、

「整備中に疲れて寝た・・・って感じかな」
「全く、フラッグ好きにも困ったものだな」
「君のガンダム好きと似たようなものだよ」

苦笑する隣の男に目をやると、白衣を脱いでいた。

「カタギリ?」
「風邪、引くといけないからね」
「あぁ、それなら・・・」

バサリと音を立てながら上着を脱ぐ。
その姿に、カタギリがまた笑う。

「そっちの方が暖かそうだね」
「いや、二枚ある方がいいだろう」

私もに風邪を引かれては困る。

「そうかい?」
「なんだ?」
「いや、なんでもないよ」

複雑そうな顔でこちらを見る姿に、首を傾げる。

「恋人に他の男が手を出してもいいのかなと思ってね」
「もちろん、良くはない。が、カタギリと他でもないのためだからな」

手のひらの上で丸くなる彼女に、制服と白衣をかける。
柔らかい髪をゆったりと撫でると小さく身じろぎする。


誰よりも愛しい存在。
彼女が苦しまずに済むなら、それに越した事はない。


「本当に大切なんだね」







「あぁ、愛しているよ」




























メモ

グラハム大好きです。
出来るなら家に来てください!

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